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洪水・土砂災害から守る施設整備

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第2回排砂バイパストンネルに関する国際ワークショップに参加しました

平成29年5月9日(火)~13日(金)にかけて、京都大学宇治キャンパスきはだホールにて「第2回排砂バイパストンネルに関する国際ワークショップ」が開催されました。

第1回の89名を大幅に上回る170名が参加し、大盛況のうちに幕を閉じました。

建設環境研究所からは、ダムに関連する2部署(河川砂防部、応用生態部)が、合計3点の論文をポスターセッションにて展示を行ったほか、企業ブースにて弊社の活動や研究についてご案内等をさせていただきました。

ポスターセッション、企業ブースにご来場ありがとうございました。

第2回排砂バイパストンネルに関する国際ワークショップ

流砂量観測に関する取り組み

豊富な流砂量観測実績

土砂生産域から砂防、河川、海岸に至るまでの総合的土砂管理を行うには、土砂移動形態を把握する必要があります。
当社は平成23年より、ハイドロフォンや可搬式流砂量観測装置などの最新観測設備を用いた流砂量観測を開始し、多くの業務実績と観測経験を蓄積してきました。
これらをもとに、流砂量観測に関する技術提案、現場観測の実施及びデータ解析を精力的に取り組んでいます。


1.洪水時における流砂量観測

洪水時の河川における土砂の移動形態は、「掃流砂」「浮遊 砂」「ウォッシュロード」に分類されます。

当社では、それぞれの構成成分を精度よく計測できるよう、様々な観測装置・計器を用いて常時観測および出水時調査を実施しています。

洪水時における流砂量観測

流砂観測(河床からの高さと土砂粒径の関係図)

洪水時における流砂量観測

2.流砂量観測精度の向上に対する取り組み、および観測データの活用方法に関する研究

流砂量観測技術勉強会を年2回開催。

大学研究者や国総研砂防研究室と意見交換を行い、業務にフィードバックして観測精度の向上に役立てています。

あわせて、流域の土砂生産活発度の評価や土砂災害の監視に活用するための手法についての研究を積極的に行なっています。

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ryusa005.pngP-A曲線について

 

ryusa006.pngP-A曲線を使用した分析事例

3.業界全体の流砂量観測技術向上への寄与

平成23年以降に実施した流砂量観測結果や成果を論文にまとめ、砂防学会や流砂量観測に関する国際会議などで発表しています。

スクロールで表全体をご覧いただけます

発表年月 発表学会  論文名  発表者・著者
2017.5 砂防学会
研究発表会
現地実験によるハイドロフォン(パイプ型、プレート型)の観測特性に関する考察 富田邦裕、叶正興、重村一馬(建設環境研究所)、田中秀基、小町谷章、槫林哲也、角岳志、内田太郎、泉山寛明、井内拓馬(国土交通省)
2017.5 砂防学会
研究発表会
ハイドロフォンによる流砂量の現地計測度と問題点の改良
-富士川での観測結果の考察-
藤田正治、堤大三(京都大学)、富田邦裕、叶正興、重村一馬(建設環境研究所)
2016.5 砂防学会
研究発表会
現地実験によるプレート型ハイドロフォンとパイプ型ハイドロフォンの測定値の適用範囲等に関する考察 富田邦裕、叶正興、重村一馬(建設環境研究所)、田中秀基、村松悦由、槫林哲也、渡辺正彦、内田太郎、田中健貴、井内拓馬(国土交通省)
2015.5 砂防学会
研究発表会
大武川におけるハイドロフォンを用いた流砂量観測とその評価 藤田正治、堤大三(京都大学)、光永健男、守谷武史、渡辺正彦、内田太郎(国土交通省)富田邦裕、叶正興(建設環境研究所)
2015.5 砂防学会
研究発表会
ハイドロフォンデータを用いた上流域の土砂流出状況の評価手
法に関する提案
富田邦裕、叶正興、重村一馬(建設環境研究所)藤田治、堤大三(京都大学)
2015.5 砂防学会誌 富士川砂防事務所管内における流砂量観測 富田邦裕、叶正興(建設環境研究所)光永健男、守谷武史、内田太郎(国土交通省)
2015.4 ETH(スイス) Estimation of t he Situation of Sediment Runoff in Upstream Reaches by means of Hydrophone Data
-Based on the analysis of observation data obtained in the district of Fujikawa Sabo Office-
富田邦裕、叶正興(建設環境研究所)、藤田正治(京都大学)、光永健男(国土交通省)
2014.5 砂防学会
研究発表会
山地河川における流砂量観測手法による上流域の土砂移動状況の把握について 富田邦裕、叶正興(建設環境研究所)、光永健男、守谷武史、大浦二朗(国土交通省)、藤田正治、堤大三(京都大学)
2013.9 WSL(スイス) Sediment Discharge Observation in Fujigawa River Basin 富田邦裕、叶正興(建設環境研究所)、光永健男、守谷武史、大浦二朗(国土交通省)、藤田正治、堤大三(京都大学)
2013.5 砂防学会
研究発表会
富士川砂防事務所における流砂量観測の実施について 富田邦裕、叶正興(建設環境研究所)、西井洋史、清水孝男、大浦二朗(国土交通省)

論文

第2回排砂バイパストンネルに関する国際ワークショップで発表した論文です。


Effects of riverbed deformation on the dynamic modeling of riparian vegetation succession and its application for river management

Hanae Itoh, Shigeru Yamauchi, Masahiro Sugano, Kelum S. Sanjaya and Takashi Asaeda

Effect of sediment replenishment on downstream reaches of dams: case study of the Futase Dam

Yasumitsu Kato, Hanae Ito, Hiroshi Sekine, Kenichi Shirota and Minoru Yoneyama

Application of Hydrophone System for the Sediment Discharge Monitoring in the Fuji River

Kunihiro Tomita, Zhengxing Ye, Kazuma Shigemura, Hideki Tanaka, Akira Komachiya, Tetsuya Kurebayashi, Takeshi Kado and Masaharu Fujita