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2020/7/15

令和元年度「全建賞」を河川部門で2件受賞しました

一般社団法人全日本建設技術協会が主催する令和元年度「全建賞※」で、当社が関わった2件の河川事業が受賞しました。受賞した事業は、以下のとおりです。

※全建賞は、我が国の建設技術の発展に寄与することを目的に昭和28年に設けられた賞で、令和元年度は303事業の応募があり79事業が選定されました。

 
河川部門
事 業 名:美瑛川地区かわまちづくり事業
     ~社会資本整備により出現した奇跡の絶景、地域と考える水辺整備~

実施機関:国土交通省北海道開発局旭川開発建設部、北海道美瑛町
 
業務概要と評価
地域の観光資源である「青い池」と美瑛町中心市街地をサイクリングロードで結ぶ、川と街が一体となった取組み。
地域の意見を踏まえ、社会実験を行い、サイクリングロードの整備(舗装、河畔林伐採)やサイクリストが利用しやすいように街側でレンタサイクルなどの取組みが進められている点が評価された。
 

720×435.jpg美瑛川地区かわまちづくりワーキンググループによる現地視察と意見交換会

河川部門
事 業 名:球麿川下流域における瀬の再生と八の字堰の形状復元     
    【球麿川総合水系環境整備事業】

実施機関:国土交通省九州地方整備局八代河川国道事務所
 
業務概要と評価
加藤清正公により築造された「八の字堰」を再生した床固の整備。福留脩文氏の河川工法を基本とした設計を行い、模型実験、シミュレーションなども適切に実施され、鮎の遡上や景観形成の効果が上がっている点や、良好な瀬淵環境再生(自然)と土木遺産の再現(歴史)を融合させた点が評価された。
 

 

720×435.jpg完成した八の字堰