当社は、環境を軸として社会のインフラ整備に取り組んでいる会社です。
私は、昭和58年3月に大分工業高等専門学校土木工学科(現都市・環境工学科)を卒業し、地元のコンサルタントに就職し、平成9年に当社に転職、約40年に渡り建設コンサルタント業界に従事しています。
高専2年生の時に授業の一環で地元コンサルタントの見学に行く機会があり、その際に建設コンサルタントに従事したい希望が強く沸き、無事に見学した会社に就職することが出来ましたが、その後、建設事業を進めていく上での環境保全に強い興味を持ち始め、当社に転職した次第です。
高専生は、20歳で就職することとなり、大学卒や院卒生に比べて専門的分野での学習時間が少ないと感じているかもしれませんが、入社後直ぐに事業に直接関わっていく機会に触れられる事や学識者・有識者からのご指導を頂く事により、社会人として事業の最先端知識を早く吸収することが出来ると思います。
また、当社では、社会人留学や技術士資格を代表とする各種の資格取得支援等も充実しており、「明るく楽しく自己実現」をモットーに、自分自身がしっかりとした目標設定を持っておれば、おおいにスキルアップできる会社であると自信をもって紹介できます。
高専を卒業して40年が経ちますが、今でも高専時代の同級生、同窓生とのつながりは強く、高専魂の継続に取り組んでいます。高専卒業生の皆さん、研究分野は問いません。自信をもって当社への入社をお待ちしています。
九州支社長 豊國 法文
❶ 国営公園ユニバーサルデザイン検討業務 「日本一の公園づくりを目指した見学会の開催」
移動円滑化ガイドラインに基づき、全ての人にやさしい日本一の国営公園を目指して、障害をお持ちの方を招き、一緒に公園内を歩く現地見学会を実施。健常者には気づかないちょっとした段差など移動の課題や新たな発見を得ることができました。
❷ 五ヶ瀬川かわまちづくり検討業務 「3百年の歴史を持つアユやなを活かしたかわまちづくり」
3百年の歴史を持つアユやな(写真左)を活かしたかわまちづくり検討業務で、九州地方で初めて「かわまち大賞」を受賞。写真左は、五ヶ瀬川かわまちづくりの地域の方とのワークショップを開催している様子です。
❸ 筑後川河川空間利活用社会実験 「河川空間の有効活用を目的としたかわまちづくり社会実験」
筑後川で行った、河川空間の有効活用を目的とした社会実験。河川堤防上にカフェを設置し、地元スイーツの出張販売等を実施。地元のテレビ局から取材インタビューを受け、夕方のニュースで放送されました。
横田 貢
東京本社 道路計画部 上席研究員
福島高専 土木工学科 卒業
様々な分野があり、
幅広く成長できる会社です。
専攻していた分野:土木工学科では、道路、橋梁、トンネルなどの社会インフラに関することを学び、構造力学、水理学、土質力学、測量、製図など、社会インフラ整備に必要な知識を得ることができます。
選んだ理由:(建前)兄が高専に入り、卒業してからNEXCO(旧日本道路公団)に入った事で、土木への関心が高まり、選びました。(本音)元々住んでいたところがかなりの田舎だったため、町の暮らしに憧れてチャレンジしました。学力がなかったので、偏差値が一番低い土木工学科を選びました。兄の事は本当で選択肢の一つとしてあったのは確かです。
高専を卒業してから、初めは別の会社(橋梁設計会社)に就職しましが、上司が当社に転職することになり、一緒に行かないかと誘いがあった事がきっかけです。当社は環境を主体とする会社であり、大きな会社に転職することはかなり勇気がいりましたが、土木の分野をこれから伸ばしていくという会社の方針や自分がやりたい事(当時は橋梁設計)ができるという理由で、新たな挑戦の場として選びました。
担当している業務は、道路や構造物の設計、維持管理に関する検討です。具体的には、自転車道設計、電線共同溝設計、高速道路の連絡施設、休憩施設の改良設計、遮音壁に関する調査、冬期道路管理検討などです。
日本全国の色々な場所で様々な業務に携われる事が魅力です。高専で土木に関する色々な勉強をしたので、基礎がしっかりと形成できた事で様々な業務に活かされていると感じます。
❶ 国道24号烏丸通自転車道設計
・京都市内に位置する国道24号に自転車道を計画・設計した業務
❷ 国道3号川上地区電線共同溝設計
・鹿児島県内に位置する国道3号に電線共同溝を設計した業務