当社は、A4版換算で年間約800万枚のコピー用紙を消費しています。
限りある森林資源、貴重な森林生態系を守るため、2021年5月からコピー用紙使用量削減「進めよう!ペーパーレス」の取組みをはじめました。
2021年は前年度比20%、2023年には50%削減を目標にしています。
国立環境研究所気候変動適応センターが、気候変動等の環境の変化が動植物に与える影響を評価するため、2021年から開始した「生物季節モニタリング調査」に協力しています。
当社は、札幌から福岡まで8都道府県50名の社員が調査員に登録して、調査対象生物の開花日、初見日等を観察して報告しています。
また、来年度からの本調査開始に向けて、市民が使いやすい調査マニュアルに作成する作業を、国立環境研究所に協力して進めています。
国立環境研究所公式ホームページ
生物季節モニタリング調査マニュアル デザイン案
河川環境の維持・保全を推進する「荒川下流自然地管理アダプト制度」に基づき、「荒川水辺サポーター」の一員として、2012年から毎年外来種除去、生き物観察会などの環境保全活動を行っています。
継続的な活動を通して、水害に対する強靭性(レジリエンス)の向上、河川生態系の保全、地域とのパートナーシップの推進に貢献しています。
淡路島の自然環境の多様性を知るグリーンツーリズムを中心に、観光振興、定住者確保、防災力の向上、生物多様性の保全等の地域課題の解決を目指すAwajishima Green+Workstyle Project(AGWP)の活動に取り組んでいます。
活動は、地域の企業、学校、市民団体、行政等の多様なステークホルダーと連携して、淡路島の持続的な経済成長、災害に対する強靭性(レジリエンス)の強化、生態系の保全に貢献しています。
※AGWP HPより転載
①藍の苗の定植(2021.05.12)
②幼竹の収穫(2021.04.29)
AGWPプロジェクトがめざす社会のしくみ全体イメージ図
当社は、都市緑化、自然再生エネルギー、SDGs等をテーマにしたイベントに参加して、SDGsに貢献する当社の取組みを紹介し、多様なステークホルダーとの連携を目指しています。
2022年12月7日~9日に東京ビッグサイトで開催された、産官学民の多様なステークホルダーが交流する環境総合展「エコプロ2022」に出展し、当社の生物多様性の情報開示支援サービスを紹介しました。
2023年6月7日~8日に夢メッセみやぎで開催された、建設技術展示会「EE東北’23」に出展しました。電子野帳による野外調査のDX、ゲームエンジンによる将来景観の可視化、ブラックライトを用いたひび割れ検知システムを紹介しました。
2022年10月6日~8日にAichi Sky Expoで開催された、日本最大級のSDGs推進フェア「SDGs AICHI EXPO 2022」に 出展し、当社のSDGsの取組みを紹介しました。
2022年11月16日~17日にサンシャインシティ文化会館ビルで開催された「建設技術展2022関東」に出展しました。①環境DNA分析、②植生を考慮した洪水流況解析技術、③植生リモートセンシング、④次世代型『野外電子野帳』、⑤野外植生の3Dデータ化、⑥ゲームエンジン技術のパネルと動画による技術紹介、⑦河川の自然再生、かわまちづくり、⑧みちづくりの業務紹介を行いました。
日比谷公園ガーデニングショーは、日比谷公園を会場に、広く市民・企業・団体等の参加を得て、これからの持続可能で平和な社会を目指し、「花とみどりの力」のメッセージを発信するイベントです。
当社は2016年から協賛し、イベントのポスター、チラシ等のデザインに協力すると共に、2022年は当社の取組みを紹介するブースを出展しました。
2023年2月21日~3月17日に中部地方整備局中部技術事務所内の「中部インフラDXセンター」で開催された企業展示に出展しました。電子野帳やDX関連技術、当社が携わった中部地域の自然環境保全業務の取組み、当社のSDGsの取組みを紹介しました。
当社は、各分野の最新研究、技術を学ぶため、学会活動に積極的に参加しています。 学会では研究発表、論文投稿、委員会活動、事務局活動などを行ない、学識者や研究機関とのパートナーシップを構築して、社員に質の高い学習機会を提供しています。
2023年3月17日~21日に、「第70回日本生態学会大会」がオンラインで開催されました。当社はポスター発表に参加しました。
・発表タイトル:河川域植生8年間の変化と河川流況・地形との関係:千曲川の事例
2023年5月17日~19日に、環境DNA学会による「The eDNA Society International Meeting 2023」が、ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センターで開催されました。当社は、研究発表と企業展示に出展しました。
・発表タイトル:Study on the ayu spawning sites using environmental DNA analysis in the Naka River
(和訳:環境DNA分析を用いた那珂川におけるアユの産卵場所に関する研究)
・発表タイトル:Differences in concordance ratios between environmental DNA metabarcoding and capture surveys among fish species
(和訳:魚種間におけるeDNAメタバーコーディングと捕獲調査との整合率の違い)
2023年5月9日~11日に、令和5年度砂防学会研究発表会「北海道大会」が北海道大学会場とオンラインのハイブリッドで開催されました。当社は、ポスター発表の参加と企業展示に出展しました。
・発表タイトル:掃流砂量観測と流砂理論に基づく粒度分布の推定に関する研究
2022年9月20日~23日に、3学会合同(日本緑化工学会、日本景観生態学会、応用生態工学会)による「ELR2022つくば」が、つくば国際会議場で開催されました。当社は、環境DNA、環境解析技術、生態系ネットワーク、DX、UAV画像解析などに関する口頭発表、ポスター発表に参加し、企業展示に出展しました。