当社は、A4版換算で年間約800万枚のコピー用紙を消費しています。
限りある森林資源、貴重な森林生態系を守るため、2021年5月からコピー用紙使用量削減「進めよう!ペーパーレス」の取組みをはじめました。
国立環境研究所気候変動適応センター(A-PLAT)が、気候変動等の環境の変化が動植物に与える影響を評価するため、2021年から開始した「市民調査員と連携した生物季節モニタリング調査」に協力しています。当社は、札幌から福岡まで8都道府県50名の社員が調査員に登録して、調査対象生物の開花日、初見日等を観察して報告しています。
また、国立環境研究所と協力し、市民が使いやすい調査マニュアルを作成しました。
マニュアルは以下URLよりダウンロード頂けます。
●国立環境研究所 気候変動適応情報センター(A-PLAT)HP
https://adaptation-platform.nies.go.jp/ccca/monitoring/phenology/index.html
国立環境研究所公式ホームページ
生物季節モニタリング調査マニュアル
河川環境の維持・保全を推進する「荒川下流自然地管理アダプト制度」に基づき、「荒川水辺サポーター」の一員として、2012年から毎年外来種除去、生き物観察会などの環境保全活動を行っています。
継続的な活動を通して、水害に対する強靭性(レジリエンス)の向上、河川生態系の保全、地域とのパートナーシップの推進に貢献しています。
2024年3月には、「活動継続10年」として、国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所より感謝状をいただきました。
ボーイスカウト東京連盟さくら地区の子ども達と、河川敷のごみ拾いや環境学習会(生き物観察会)等を実施。
●「荒川水辺サポーター -荒川下流自然地管理アダプト制度-」の概要
https://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arage00005.html
●2024年(令和6年度)の当社の取り組みの様子
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000900125.pdf
札幌市では、「札幌市におけるウチダザリガニ防除実施計画」を令和4年に策定し、ウチダザリガニによる生態系への被害を防止するため、必要に応じて防除を行い、生息域の拡大と新たな侵入・定着の防止を図ることを目標としています。
当社は、令和2年から業務及びボランティアで携わっており、令和4年からは計画段階から参画し、防除作業の他、市民イベントの補助等を行っています。
※ウチダザリガニは、北海道内で急激に分布を拡大している「特定外来生物」で、近年は札幌市内で増加傾向が見られる他、本州でも確認箇所が増えています。繁殖力が強く在来のニホンザリガニと競合して駆逐してしまうおそれがある等、生態系に大きな影響を及ぼすため、必要に応じて防除を行っています。
開催日:7/12-13(市民イベント)、7/26、8/7-8/8、9/5-6(業務)、9/9-10、9/19、10/30、11/7、11/18-19
実施箇所:札幌市内を流れる豊平川・厚別川の本支川
厚別川:市民参加による防除イベント(7月13日)●札幌市公式ページ
https://www.city.sapporo.jp/kankyo/biodiversity/gairaishu/uchida.html
当社は、都市緑化、自然再生エネルギー、SDGs等をテーマにしたイベントに参加して、SDGsに貢献する当社の取組みを紹介し、多様なステークホルダーとの連携を目指しています。
2024年2月20日~22日に東京ビッグサイトで開催された「グリーンインフラ産業展2024」に出展し、グリーンインフラの実践に向けた環境技術、生物多様性情報開示支援サービスについて紹介しました。
2024年12月4日~6日に東京ビッグサイトで開催された、産官学民の多様なステークホルダーが交流する環境総合展「エコプロ2024」に出展し、ネイチャーポジティブをテーマに当社における生物多様性関連の取り組みを、支援事例も交えながらご紹介しました。
2024年6月5日~6日に夢メッセみやぎで開催された、建設技術展示会「EE東北’24」に出展しました。電子野帳による野外調査のDX、流向・流速解析、河道樹木管理方法検討を目的とした水路実験、景観VRによる合意形成サポートについて紹介しました。
2024年10月10日~12日にAichi Sky Expoで開催された、日本最大級のSDGs推進フェア「SDGs AICHI EXPO 2024」に出展し、中部地域の生物を中心とした保全活動の取組み、AI・DX技術、生物多様性情報開示支援サービス等について紹介しました。
日比谷公園ガーデニングショーは、日比谷公園を会場に、広く市民・企業・団体等の参加を得て、これからの持続可能で平和な社会を目指し、「花とみどりの力」がもつ可能性を発信するイベントです。
当社は2016年から広報協賛し、イベントのHPトップバナー、案内チラシ、広告、オリジナルグッズ等のデザイン協力をしています。
案内チラシ、クリアファイル、トートバッグ
2023年2月21日~3月17日に中部地方整備局中部技術事務所内の「中部インフラDXセンター」で開催された企業展示に出展しました。電子野帳やDX関連技術、当社が携わった中部地域の自然環境保全業務の取組み、当社のSDGsの取組みを紹介しました。
当社は、各分野の最新研究、技術を学ぶため、学会活動に積極的に参加しています。 学会では研究発表、論文投稿、委員会活動、事務局活動などを行ない、学識者や研究機関とのパートナーシップを構築して、社員に質の高い学習機会を提供しています。
2024年11月30日~12月4日に、つくば国際会議場(茨城県つくば市)で開催された「第7回環境DNA学会つくば大会」において、研究発表と企業展示を行いました。
2024年9月18日~21日に、埼玉会館で開催された「応用生態工学会 第27回さいたま大会」において、研究発表と企業展示を行いました。研究発表では、当社が共同研究を行った発表が【優秀口頭発表賞】を受賞しました。
【優秀口頭発表賞】
・発表タイトル:神通川におけるサクラマス越夏場所である淵寿命の検討
2023年3月17日~21日に、オンラインで開催された「第70回日本生態学会大会」において、ポスター発表を行いました。
・発表タイトル:河川域植生8年間の変化と河川流況・地形との関係:千曲川の事例
2023年5月9日~11日に、北海道大学とオンラインのハイブリッドで開催された、令和5年度砂防学会研究発表会「北海道大会」において、ポスター発表と企業展示を行いました。
・発表タイトル:掃流砂量観測と流砂理論に基づく粒度分布の推定に関する研究