関東インフラDX大賞とは、関東地方整備局所管の工事及び業務に関し、「生産性向上」及び「働き方改革」等につながる優れた取組を選定し、これを表彰することにより、インフラ分野のDX推進に資することを目的とした取組です。
「河川水辺の国勢調査」の一環として、多摩川・鶴見川・相模川水系における河川空間利用実態調査において、AI技術を用いたドローン撮影画像による河川利用者の識別・利用者数の自動カウントを試行しました。
ドローンによる撮影画像とAI技術(FasterRCNN)を組み合わせた河川利用者の自動識別・カウントシステムを試行し、従来目視確認が困難だった場所でも、正確な利用者数の把握が可能となり、有効性が確認できました。
また、調査の効率化や熱中症リスク軽減に貢献する先進的手法として高く評価され、今後の全国展開による波及効果も期待されています。
●令和6年度関東インフラDX大賞について(国土交通省関東地方整備局 報道発表資料)
https://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kisha_02518.pdf
表彰式の様子(高度情報対策室 野村)
表彰状
自動識別・カウントシステムのイメージ