2022年12月の「国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)」で設定された新たな国際目標において、「ネイチャーポジティブ」の方向性が示されました。
円山川周辺・豊岡市にて行われてきたコウノトリ野生復帰に係る取組は、「生態系による恵みを維持し回復させ、自然資本を守り活かす社会経済活動に広がった」好事例です。
ネイチャーポジティブの取組がどのように広がり、地域経済に効果をもたらしたかを分析・評価し、「ひょうご豊岡モデル」として自然再生計画のとりまとめを行いました。
ひょうご豊岡モデル表紙、分析の視点
「コウノトリと共生する地域づくりの認知」からみる施策の広がりの分析
荒川流域エリアにおいて、エコロジカル・ネットワークの形成による魅力的な地域づくりを目的とする「荒川流域エコネット地域づくりアクションプラン」の作成に向けた検討を行いました。検討にあたっては、協議会、ワーキング、担当者会議の運営補助を行い、プラン内容の意見交換、合意形成を進めました。
アクションプラン表紙
目指す将来像・目標
WEBによる協議会開催
WEB併用によるワーキング開催
矢作川において、河口部の干潟・ヨシ原再生を目的とした自然再生事業の計画を検討し、事業箇所のモニタリング調査を行いました。検討・調査内容は自然再生検討会の学識者・有識者の意見を反映し、地域と連携したヨシ植えの体験イベントを実施しました。
ヨシ原の再生方法(取組前→後)
干潟の再生方法(取組前→後)
ヨシ植えイベントの開催(チラシ)
モニタリング調査の実施状況
モニタリング調査の実施状況
電子野帳の活用
ヨシ植えイベントの運営補助
遠賀川流域の自然環境を守り、育て、つなげ、歴史・文化とあわせて地域振興を目指す「遠賀川流域生態系ネットワーク」を推進するアクションプランを検討しました。プランの検討にあたっては、協議会、ワーキング、住民ワーキングの運営補助を行うと共に、合同現地踏査、現地確認等により、関係者の意見を反映した具体的な行動計画を作成しました。
イベントにおけるパネル展示
協議会
住民との意見交換
住民ワーキング(魚類の説明)