現場での生物調査と、調査後のデータ整理を大幅に省力化する野外生物調査用の電子野帳「Wild-K」を自社開発しました。インストール不要で、即時利用可能、Android、iPadに対応しています。音声入力、音声読上げ、Officeへのデータ自動転送、自動GNSS測位、写真連携、現在地地図表示、移動軌跡記録、オフライン対応等の最新機能を備えます。
清書や転記は不要、入力データを直接CSVやKMLでダウンロードできます。
入力データは、暗号化した上で即時 Teams に自動転送され、関係者が作業の進捗や内容をチェックすることができます。データのバックアップとしても機能します。
●電子野帳「Wild-K」リーフレットはこちら(PDF 943KB)
ゲームエンジンの3D可視化機能を使うことで、工事後の予測景観を美しいグラフィックスで作成することができます。リアリティのある映像と、インタラクティブな編集によって、合意形成をサポートします。
河川工事や公園計画等の将来景観イメージを作成し、合意形成を図ります
自然地の景観イメージ
コウノトリのクラッタリングの様子
●「ゲームエンジンによる将来景観の可視化」のリーフレットはこちら(PDF 625KB)
高速道路の工事現場の近隣で、営巣・繁殖している希少猛禽類(クマタカ)について、巣内観察カメラを設置して、インターネット回線を用いたリアルタイムで常時モニタリングを実施しました。
工事による反応を観察しつつ、鳥類の生息に影響がないように工事を進めることができました。
遠隔操作のカメラによる繁殖状況の監視
道路横断施設(オーバーブリッジ)の状況
GPSを用いた行動圏調査
風力発電事業では、風車に鳥が衝突するバードストライクが重要な課題となります。環境アセスメントでは、バードストライクの予測評価に必要な鳥類の飛翔位置を、レーダーを利用して把握しています。
観測用レーダー
従来平面図で作成されていた環境情報図を、3次元地形データを用いて3D化しました。3D化することにより、植生や重要種の分布と地形との関係が視覚的に把握しやすくなり、多自然川づくりの計画検討や設計などに活用できるようになりました。
従来の環境情報図、3D化した環境情報図