ビッグデータを活用した事故対策・渋滞対策
ETC2.0等のビッグデータを活用して、交通ミクロシミュレーションによる事故対策・渋滞対策等の道路空間の機能向上策を検討しています。
ETC2.0データ分析
ETC2.0プローブデータの動的解析により、ICオフランプ車両の経路情報や地元交通、通過交通の割合を把握し、その結果を用いて案内誘導標識、車線変更規制等の対策案を検討しました。
また、事故発生要因を想定するため、ETC2.0の急加減速データや画像データを用いて、交差点部分の急減速やはみ出し状況の挙動分析を行いました。
ICオフランプ車両の走行経路(ETC2.0データ)、交差点の急加減速発生箇所(ETC2.0データ)
対向車線へのはみ出し状況(画像データ)
交通ミクロシミュレーション
交通事故総合分析センター(ITARDA)データや交通挙動調査データを用いて、交通ミクロシミュレーションを行い、将来の渋滞状況の変化や交通事故発生件数等の分析を行い、道路整備により期待できる整備効果を検討しました。
交通ミクロシミュレーションでの解析図
道路整備の効果説明図1
道路整備の効果説明図2
広域道路計画
地域の人・モノ・情報の交流と活性化を目指し、道路整備の将来的な方向性と連携軸の強化に向けた目標を示す、広域道路計画を策定しました。
広域道路ビジョン冊子
広域道路ビジョンの内容