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道路環境調査・予測・対策

大気環境調査

道路のアセスメントでは、予測評価の基となる大気環境(大気質、騒音、振動等)の現況を調査して、工事中・供用後の大気環境の影響を予測評価し、基準値を超える場合は環境保全措置を検討します。
供用中の道路では、近隣に発生する大気環境に対処するため、現状の調査記録や基準値を整理した環境情報化地図の作成や環境対策マニュアルの作成提案を行います。
 
 

沿道環境への影響を把握するため、大気質(窒素酸化物、浮遊粒子状物質、降下ばいじん、風向・風速、温度・湿度等)の調査を実施します。

大気質調査イメージ

沿道環境への影響を把握するため騒音・振動・低周波音等の調査を実施します。

騒音振動調査イメージ

高架橋の振動・低周波対策

道路高架橋から発生する交通振動や低周波音について、発生メカニズムと対策工の効果を数値シミュレーションで検証し、最適な対策方法を提案しています。

1.対策検討の手順



2.車両走行時の道路高架橋振動解析

道路高架橋における車両走行時の振動について、解析ソフトを用いて数値シミュレーションを実施し、対策工の効果を検討します。

 

車両走行により道路高架橋に発生し伝搬する振動の様子を視覚的に把握します。

道路高架橋振動解析(動画表示の一部を抜粋)

3.低周波音の伝搬解析

道路高架橋に発生する低周波音について、伝搬解析ソフトを用いて数値シミュレーションを実施し、適切な低周波音対策を提案します。

 
 

道路高架橋から発生した低周波音の伝搬作業の様子を視覚的に把握します。

低周波音の伝搬解析(動画表示の一部を抜粋)

透光性遮音板の劣化診断

道路に設置される透光性遮音板の劣化診断を、ハイパースペクトルカメラでの撮影による近赤外線領域の反射スペクトルに着目し、現地で効率的に実施できる「非破壊劣化診断システム」を開発しました。
特許〔特許第6533276号〕取得。
 

透光性遮音板、診断システム